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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2014年01月26日

海岸線のあり方についての議論

 防潮堤の議論については、こちらの伊達ブログに書いていますが、ここ1年ほどはFacebookを中心に情報共有しています。現時点でわたしの方で把握している情報をすこしあげておきます。
 各自治体のみなさんも、国側で様々な海岸線や里海、里浜づくりの提案をしています。巨大な防潮堤を単調につくっていくよりも、かなり豊かな海岸線づくりができる方向性が示されていますので、慎重に議論してほしいと思います。

巨大防潮堤に関する主要なwebサイトは以下です。
気仙沼市 防潮堤を勉強する会
マンモス防潮堤が攻めてきた (もうひとつの日本円卓会議 )
東北の美しい未来を考える (東北の美しい未来を考える実行委員会)
Think Seawall 防潮堤を考える

自民党環境部会で報告された映像 もうひとつの日本円卓会議製作


東北Z 最新映像については、入手でき次第あげます。




現在企画されている各地域での防潮堤、海岸線に関する勉強会やシンポジウム

◎里浜ネットワーク』設立総会 ⇒今後 毎月1回程度開催される予定
とき:1月26日(日)午前10時〜12時
ところ:七ケ浜町生涯学習センター(中央公民館)二階会議室
被災沿岸部の『浜』で芽生えた『私たちと海との再構築』をテーマに、各地の情報を共有し、学び合い、連携して情報発信します。気仙沼から山元までの住民主体の活動の今を各団体からの報告。

参考資料: 国土交通省 里浜研究会

◎第3回「漁業が支えてきた地域における海岸環境の再生」

◇日 時:2014年1月27日(月)18時―20時半
◇場 所:土木学会 講堂  (新宿区四谷一丁目 外濠公園内)
      http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml
◇ゲスト:五道 仁実 様(国土交通省 海岸室)
      片山 知史 先生(水産学、東北大学)  
      金菱 清 先生(社会学、東北学院大学)  
      <司会>横山 勝英 (首都大学東京)

◎ 日時:2014年2月1日(土)13:00-16:00
場所:大槌町 中央公民館
岩手県上閉伊郡大槌町小鎚第32地割126
NHK「復興サポート」
http://www.nhk.or.jp/ashita/support/
NHK「復興サポート」主催で、今、被災地で問題になっております、防潮堤問題に関して、様々な角度から現行案・代替案等の対話を行い、その様子を全国放送致します。
予定プログラム
1)とっても、わかりやすい防潮堤問題概要
2)全国の住民・行政の対話を活用した事業の事例
3)大槌の住民・行政によるワークショップ
対象:大槌町に関わりのある方・町外に避難されている方
人数:会場の関係上100名程度が上限です
  


Posted by ake. at 19:43南三陸

2013年06月19日

Think seawall 防潮堤を考える



今なぜ、防潮堤について考える必要があるのか。

 お晩でございます。山内明美です。

 防潮堤再論です。

 東日本大震災の復旧・復興事業に計上される25兆円の国家予算は、借金で賄われます。来年1月から25年間に及ぶ復興増税がはじまります。

 ここでは、旧来型の「公共事業」について考えたいと思います。日本経済がバブル景気に沸いていた1980年代、地方の時代と呼ばれました。あの時期、地方には、たくさんの「ハコモノ」がつくられました。その後、バブル経済が終焉をむかえ、景気が下降していく中で、行政では支えきれなくなった「ハコモノ」施設は民間委託となって、いまは指定管理者制度が導入されています。

 このことを、防潮堤にあてはめて、よく考えたいと思います。

 すべての河川と海岸線に取り付けられた巨大なコンクリートの壁は、年中無休で波と雨風にさらされるため、毎年、莫大な維持費が必要になります。

 やはり、スーパー防潮堤が建設された奥尻の漁師さんは言っていました。「津波が来る時のために、堤防を補強し続けなくてはならない、そのために、防潮堤を守るための維持作業に莫大な予算と労力が必要になる」。

 つまり、堤防を守るために、堤防のまわりをさらに補強するという事業がはじまることになります。毎年数百、数千というテトラポットを防潮堤周辺に投げ込んだり、海底補強などが行われます。

 よく考えて欲しいと思います。
 設備が大きくなればなるほど、維持費は巨額になっていきます。

 ちなみに、昨年の南三陸町の税収は、震災前の6割減でした。もっとも、この額は、被災された方々から税金を徴収できなかったということもあるでしょうが、これから、人口減少に入って行く中で、三陸の町の予算は、ごく限られたものになることは必須です。

 震災の復旧・復興事業には、当然のことながら、その後の防潮堤の維持費などは組み込まれていません。多少の助成は出るかもしれませんが、基本的にこの巨大防潮堤の維持費は、当該自治体の税収で賄われるということになるでありましょう。

 復旧・復興事業が終わった後の、三陸の未来を最大限想像してほしいと思います。

 コンクリートの壁に予算を投下して、子育てや教育費を削減しますか?また、小児科や産婦人科をあきらめますか?そこにも、同じように「命を守る」道筋があるはずなのに、すべての意識を防潮堤に向けますか。

 その場所に似合ったかたち、似合った大きさというものがあると思います。

 ちいさな税収しかない町です。破綻する前に、本気で考えましょう。

ake.拝

南三陸町伊里前地区の防潮堤模型。
  


Posted by ake. at 00:10南三陸

2013年03月27日

早めにフィードバックをお願いします。

 もとい、再掲します。

 仕事場に近所のおばあさんが来てお茶飲みしていったんですね。それで、話をしていたら、おばあちゃんが言っていたんです。

「昔語り、2時間、3時間もしても、あとはなしのつぶてで、その後、なじょしたもんだか」

 ということでね。

 震災後、入谷で方言を収録していった大学関係者の方(宮城県内の国立大学)。インフォーマントへフィードバックをお願いします。お礼のハガキ1枚もらったって嬉しいもんです。じいちゃん、ばあちゃんはテレビや新聞だってみていますし、本だって読みます。結果がでたなら、伝えてあげてください。新聞に記事が掲載されていたので、直接大学へ問い合わせようと思ったのですが、あえて、晒します。早急に対応をお願いします。

 わたしたちも、これから調査に入りますし、同じ「研究者」と思われるのは本意ではありません。巨額の予算をもらって調査されているならばなおさらのことです。彼らなしに研究自体が成立しないにもかかわらず、です。もっとインフォーマントを大事にしてほしいと願います。「学者や研究者が偉い」時代は終わったと思います。その後に調査へ入る方達のためにも、フィールドを荒らさないように、どうぞよろしくお願いします。

 耳の痛い研究者がいっぱいいると思います。

 もう言いたくないもん。

  


Posted by ake. at 02:16南三陸

2013年03月25日

鹿踊りのはじまり。

 宮澤賢治の作品に「鹿踊りのはじまり」があるけれども、そうではなく...。

 東京へ来て、いろいろと準備の必要があって、町誌をめくっていました。
 江戸の年表に次のような記述があります。

宝永四 一七〇七 小泉・歌津・荒砥・長清水・十三浜・諸浜の漁船十九、漁夫二八三人、暴風に漂流し行方知れず
享保七  一七二二 戸倉村大凶作。荒町・西戸・折立等住民は流浪又は、餓死してほとんど全滅と伝える
享保八  一七二三 志津川に大火(四四六戸焼失)
享保九  一七二四 行山流鹿踊供養塔が戸倉水戸辺に建てられる
享保十  一七二五 水戸辺村肝入・久右衛門が「水戸辺村永代留帳」を書き上げる
享保十五 一七三〇 宮城•本吉・牡鹿・桃生四郡に津波
宝暦元  一七五一 本吉・桃生・牡鹿地方に津波
宝暦五  一七五五 洪水と冷害によって大凶作(山内甚之丞が飢えに苦しむ村内の人毎に粟一斗を与え、そのため入谷村では一人の餓死者もみなかったと伝える)

 鹿踊りの供養塔が、戸倉の水戸辺に建立された時代背景が、この年表ですこしは分ってもらえるでしょうか。鹿踊りは、元来は、念仏踊りであり、鎮魂の芸能なのです。

 喪われた人々の無数の生を、どうやって弔って来たのか、そしてその弔いの有り様そのものが、その土地の再生の力となってきたことは、今回の津波後の水戸辺の方々の鹿踊りの復活にも繋がっています。近世の歴史は、日本中どこの農漁村も、離散、逃散、餓死といった生きのびること自体が厳しい世の中でした。
 
 なにを足がかりに、立ち上がるのか。
 また新しい挑戦をはじめましょう。


 若干フライング気味ですが...
 4月より以下のサイトへ引越をします。伊達ブログは今月で休止となります。
ご愛顧ありがとうございました。

Ake.note http://akenote.wordpress.com/
 

   


Posted by ake. at 21:42南三陸

2013年03月19日

3年目。

 ake.2.0...
 3年目突入といったところです。

 今日は南三陸研修センターの竣工式が行われました。
 朝、竣工式まですこし時間があったので、養老さんや天野さんと一緒に昨日の山林を歩いて、戸倉中学校へもお邪魔しました。森里海の講座を戸倉中学校の生徒さんと一緒にできないかなと思っていたのでした。

「大人のマナー子が学ぶ」看板の後ろの、山が荒れ過ぎだとおもう国有林。。。
それにしても、この広大な森林を再生させることって、自分一代限りの時間の流れでは限界があるのですね。

 


たくさんの方々に来ていただきました。


いりやどの船出です。


鈴木健さんのご本を、養老さんにいただきました。これ、面白いと思う。んでも、数式が難しい、わからない。。残念な自分face07うらやましい。あとで感想を書きたいと思います。


 3年目。
 うーん、なんとかするぞ!



  


Posted by ake. at 00:42南三陸

2013年03月18日

山から海へ

まっくらな国有林。


私有林。


リアスの海


神割崎


できるところまで、とりあえず、やってみるかとおもって。
今日の海は穏やかで、美しかった。  


Posted by ake. at 00:36南三陸

2013年03月17日

森里海連環学の準備。

 「いりやど」で開講される講座の準備もすすんでいます。今日は、私大ネットの森と企業の森(ANA、フロンティア)をそれぞれ散策し、森林組合で懇談をしました。

 まだ計画段階ですが、今年度の町民講座として開講される森里海連環学は、5コマくらいになりそうです。その他には、大学生向けのカリキュラムとして、山林にはいって実習もします。
 



人工林の専門家。竹内先生。





  


Posted by ake. at 00:07南三陸

2013年03月16日

【PR】いりやど

↓南三陸研修センター いりやど
http://ms-iriyado.jp

 3月はもういっぱいですが、4月から一般の方々のご利用ができます。フィールドワーク、研修プログラムなどについては、随時研修センターへご相談ください。ご家族連れもぜひご利用ください。

 18日オープンへむけて、大正大と國學院の学生が40人体制で応援に来てくれています。


食事のメニューもみんなで試食しながら、おさむシェフが考案しています。美味しかったなぁface05ake,ずうずうしく、飯どきに尋ねました。


研修センターはスケジュールがパンパンで、みんな忙殺。。。仕事魂が凄いと思う。


学生がくすだまをつくってくれました。

 


ぜんぜん関係ありませんが、うちの息子じゅんせいの“玉虫丸”?!
タマムシマルってなに???


  


Posted by ake. at 01:58南三陸

2013年03月14日

ベントス

 伊里前川の2度目のベントス調査をしていただきました。生き物がどれくらいいるのか、調べてもらっています。東京農大の千葉先生とゼミの学生さんなどです。いつもありがとうございます。



干潮で、シロウオ漁のザワも見えました。






調査中の千葉先生。ステキ!


  


Posted by ake. at 00:52南三陸

2013年03月12日

いりやどチラ見。

 3年目に突入しました。

 喪われたたくさんの方々、慰霊祭。夜の防災庁舎。満点の星。不屈...。うまく言葉にならないや。

 夕べは防潮堤のニュースがたくさんありました。ほんたうの復興とはなにか?現場のひとがよく知っていると思います。
 
 それと、そろそろ「生き残った自分の後ろめたさ」や「現場に立ち会えていない自分の後ろめたさ」とかは、かなぐり捨てて、生きることも大事です。囚われると、「防潮堤」みたいなものを、次々につくりたくなるからです。

 「人間」が試される3年目。

 何かの決定を下すことには、地域の中で当たり前に「対立」が起こります。ケンカや言い合いも起こって当たり前です。けれども、そこで決定的に「分断」しないだけの精神力や忍耐力や人間性や地域の力が、ほんとうの意味で試される時だと思います。こんな状況の中で、人間不信に陥るのはとても簡単なことです。けれども、そうならない知恵が南三陸にはあります。


3月18日に入谷地区に南三陸研修センターがオープンします。

HPはこちらです→ http://ms-iriyado.jp/

 18日は養老孟司さんが基調を講演されます。養老さんとは、昨年の春先に入谷の童子山にご一緒しました。この春から具体的に山、川、海のプロジェクトがはじまります。

 いまや、国家プロジェクトになっている森林再生。戦後、日本のほとんどの山は杉などの人工林になりました。手入れできない山が荒廃しています。この間、大学や企業がいろいろなかたちで南三陸の森林再生に取り組んでいます。

 今私が所属している宮城大の復興STは、実は「間伐ステーション」という役割を持っています。入谷地区林際のさんさん館を拠点にやっています。また、戸倉の西戸には慶応大学の学校林があって、KOも山小屋をつくってそこで林学ができるように整備するようです。それと、私大36ネットの南三陸研修センターは森里海連環学の講座を導入して町民講座と大学生向けのフィールドワークをバックアップする体制つくりをしています。「いりやど」って妙な名前ですが“入谷+宿”“入谷Do”らしいですface02他には、全日空やフロンティアジャパンといった企業が南三陸の森を所有していて、今後もいろいろな取り組みが続きます。それとアミタがペレットストーブなどをやっています。基本は循環型社会をどうやってつくるか、です。

 ふっふっふっ...これだけ動いていれば、どこかでどうにかなるんでないか?!山はもっとあるので、ご興味のある大学さん、企業さん、いらっしゃ~い!

 自力で木を伐って、結講などでみんなで家を建てあえば500万~700万で復興住宅ができるんじゃないか、という話合いも行われています。図面などもあがってきました。良いアイディアがある方は、500万の家を設計してほしいと思います。木は伐ればあります。

 300万円で一戸建て!だれか設計してぇ~。テーマは木の家。問題は水回りかなぁ。無理かなぁ。あ、コンペやるのいいかも。

 私個人としては、森里海連環学のほかに、三陸学を町民講座として併走させようと、一昨日、赤坂さんと話をしてました。連環学はどちらかというと自然科学なので、三陸学はそれに歴史、民俗、社会といった人文科学を加える、てな考えです。村おこしとか、観光って理論だけではないですね。自分の土地をよく知ることが大事と思います。実際、歩かないとわからないのです。もっといろいろあるいておけばよかったな。


部屋はちょっと狭いですけれど、学生がフィールドワークするための設備はすべてそろっています。「いりやど」は、各大学の南三陸キャンパスとしてご利用いただけます。ぜひご活用ください。もちろん、どなたでも宿泊できます。 







せんべいプロジェクトも急ピッチで進んでいます。
運良く、今日は試食ができました。南三陸の味噌せんべい。コメも味噌もぜーんぶ南三陸産ですよ。味噌は歌津の石積の味噌工房の美味しいお味噌です。


スレート文化会議。


いろいろありまする。



  


Posted by ake. at 23:05南三陸

2013年03月09日

デスティネーションを考えてみた。

 昨夜浜松町のシンポがあって東京泊り。今日は、昼にひとつ打ち合わせをして、午後から明治公園へ出かけた。思いのほか、いろいろお会いできた。それにしても、今日はすこし暑かったですね。

 デモを終えて、くまちゃん邸へご飯をいただきに。はじめて、原先生にお会いした。最近は滝山コミューンの研究をされていた。鉄系でも知られている。災害と鉄道復旧についていろいろお話を伺った。

 そこで、「気仙沼線は、鉄道を復旧しなくてよいのか?」という話になったんである。原先生は、三陸鉄道の復旧事情に詳しくて、三陸鉄道は復旧したのに、JRはBRTでいいのか、地元のひとは、どうなんだろう。という話だったんである。

 町の復興計画の都市計画部分は、「JR志津川駅」を中心に描かれているのだけれども、いま、JR志津川駅はBRT(バス路線)になって仮設商店街のところにある。

 原先生いわく、「それでいいのか。JRは東京の耐震補強工事に2000億投じているのに、1000億でできる震災復旧をやらないのか」。それは、儲け云々という話ではなく、公共路線として復旧しないのは、いかがなものか、という話なんである。

 たとえば、JR九州は、赤字路線を抱えているけれども、鉄道の旅を工夫を凝らして演出することで、旅客を増やす努力をしている。という話にもなった。

 今年は、宮城でデスティネーションキャンペーンをやるのだけれども、いまの状況だと、仙台から南三陸へは約3時間かかるんである。柳津から先にバスに乗り換えるので、「快速」もない。それなら、それでバスの中や電車(汽車)の中での過ごし方を旅の楽しみにつながる演出が必要だろう。

もっとも、今回のデスティネーションキャンペーンはそれは仕方ないけれども、鉄路を復旧することは、とても大事なことかもしれない。三陸を国立公園にすることと、旅客向けの「ちょっといい旅」ができるような鉄道の旅を提供できる仕組みはできないのだろうか。車を運転できない、¥こどもや高齢者にとっても大事な交通手段でもある。車で来る人だけでなく、鉄道も復旧することを、真剣に考える時期と思う。

JR東日本はものすごく広い範囲を抱えているけれども、東北を切り捨てたり、しないよね♪それとも、JR東北をつくりますか。
赤字路線ばっかりだから、JR東日本も喜ぶなんてことは、な、い、よ、ね。ね。個人的にはJR東北って悪くはない、と思うけど。白河から、ですよ、もちろん。

 都市から南三陸へ来るひとたちの「動線」を考えて、まちづくりを設計しているといことも聞かない。とりあえず、復興計画には「仮想の」志津川駅がぽつねんとあるばかり。

 「呼び込む」仕組みも、考える必要がありそうですね。とても大事なポイントです。



写真解説はつけません。身内にしか分からなくて、すみません。









  


Posted by ake. at 23:37南三陸

2013年03月07日

薪フェチとのぶひぇん。

 宮城県知事が、防潮堤の高さ変更に関する話を、わたしの知る限り、はじめてコメントしました。
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130307t11025.htm

 いまね、いろいろ、いろいろ、あれこれ、話し合ってるから。

わたしの、いまの仕事場は、復興ステーションという名前がついているのですが、ここの役割は間伐ステーションなのです!

南三陸のじいちゃんがつくった薪小屋。こうきさんの発案で、竹の壁になりました。



薪小屋の内部はこんな感じ。かわいいです。


薪のある風景を存分に楽しんでください。薪、薪、薪。



赤巻紙青巻紙黄巻紙。
赤薪がみ青薪がみ木薪がみ。

薪の積み方もいろいろです。薪をご堪能ください。なにしろ、薪しかありません。



久々にロケットストーブでノブヒェンを焼きました。ake.特製ノブヒェンです。

ノブヒェンもついでに、ご堪能ください。


島根の岡野さんが、作ってくださったノブヒェン釜とロケットストーブ、これはすでに芸術です。
ところで、ひぃさんが、ロケストとノブヒェンの講座をやるので、ぜひ、みなさんもロケストをつくって
ノブヒェンを焼く楽しみを味わっていただきたいと思っています。


木の切り株とノブヒェン。


薪小屋をつくってくれたじいちゃん。


ノブヒェンでいっぷくです。



薪の海です。
薪のなかを泳いでいるような錯覚とらわれます。薪の嵐。薪コスモロジー。





それと、いまごろの告知ですが、お時間ありましたら、どうぞよろしくお願いします。

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FORTUNE宮城シンポジウムin東京
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 被災地の復興には長い時間がかかることが当初から予想はされていましたが、
広大な地域へのダメージとともに、一次産業の困難、少子高齢化、過疎化など、
日本の地方が共通して抱える課題と向き合いながらの道程は、常に試行錯誤の
なかにあります。
 東日本大震災からもうすぐ2年。宮城県北で独自の活動を続ける人々の声と、
長期的視点での「まちづくり、ひとづくり」の事例をもとに、3年目以降の支援
について具体的な論点を検討していきます。
 被災地の「いま」に関心のある広い層の方々のご参加をお待ちしております。

FORTUNE宮城編集部


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【タイトル】
 新しい支援の形を考える
 ~津波被災地から見えてきた、まちづくり、ひとづくり

【日時】
 2013年3月8日(金)18:00~20:10(予定)開場17:30

【会場】
 富士通トラスティッド・クラウド・スクウェア
http://jp.fujitsu.com/facilities/tcs/
(浜松町 世界貿易センタービル30階ーJR山手線浜松町駅から徒歩3分)

 ■参加費:無料
 ■途中入場可

【主催】
 FORTUNE宮城(登米市大網商工振興会発行)

【後援】
 富士通株式会社




  


Posted by ake. at 22:55南三陸

2013年03月06日

あのはなし。

 予算執行についての議論は3月10日がリミット。そんな風の噂はずいぶん前から聞いていた。どこで誰が言っていたのか、よく思い出せない。意見集約ができたいくつかの集落で、防潮堤を現状復旧か、無くす、という動きもでてきた。

 けれども、大多数の地域は、このまま計画がすすむのだろう。生活再建や高台移転の話し合いでも、ずっとエネルギー使いっぱなしの状況で、さらに危険区域の利用や海岸線とまでなると、自分から情報収集する人でなければ、動向に追いつけなくなる。

 行政から「防潮堤の提案は2年前からしているんです、以前説明会をしたときは質問もでなかった」といわれた。2年前って避難所から仮設住宅へ移っていたころのことだろうか、そんな時期に防潮堤の図面を出されたって、考える余裕なんかあっただろうか?ショック・ドクトリンとは、このことだと思う。

 まったく、ショック・ドクトリンなんである。何度も何度も繰り返すけれども、宮城県は、復興計画で8部門の規制緩和策をうちだしている。現状の復興計画がそのまますすめば、宮城県内の貧富の格差はより広がると予想されます。お金儲けが得意なひとに、お金が集まるシステムをすすめているからです。っていくらこういう風に言っても、聞いてくれる人がだれもおらん...泣

 「志津川の町中は、ワッフルみたいになるんです」。
 ワッフル...。かさ上げされた防潮堤や国道が縦横に走ると、土盛りの低い場所が、ワッフルみたいに四角い窪地になる、という意味なのだが、笑うに笑えない...。ハハハ。。

 女川は防潮堤はつくりません。でも、17メートルのかさ上げです。
 17メートルって...嗚呼。壮大なまちづくりです。

 再帰的近代まっしぐら。

 防潮堤の議論は、それだけではなく、国道、県道、JR、橋、といったまちの中を走る建造物全体の議論になってきている。

 つまり、南三陸ならば8.7メートルの防潮堤の上を国道や県道や橋、JRが乗り越えて横切る、というつくりになるからだ、すべての議論が、防潮堤ができないと、他の計画が進まないようなことになっている。国道をはやく通してほしいという要望は、防潮堤ができないと国道ができない、という話になり、防潮堤を拒絶しているうちは、道路も橋もできません、てな議論だ。
 しかも、国道、県道、河川、海岸...それぞれ縦割りで計画が進められているので、それぞれがつぎはぎの説明になる。
 
 国道の説明会、県道の説明会、海岸堤防の説明会、河川堤防の説明会、高台移転の説明会....。

 みんな、なんて忍耐強いんだろう。行政だって疲れるだろう。疲れているだろう。もうほとんど、狂気というか、マゾヒスティックというか、やり過ぎにもほどがあるんじゃないか、と思う。

 それにしても。

 何度も繰り返すけれども。

 車がないと移動できない複雑な道路の連なりになっている。
 高齢化率は高くなる一方だし、下げ止まらない人口や暮らしやすさを考えるなら、コンパクトで移動しやすい町がいいだろう。公共投資したぶんだけ、維持費がかかることも経験してきたはず。防潮堤の維持費は大変だと思う。南三陸は町民税6割減です。せめて、空気や水が美味しい三陸であってほしい。
 

 観光客がさ、入谷にしか来なくなるよ。
 ↑どういう意味かわかりますか。わたしは、別にいいけどさっ。ふん。村の生き残りをかけて、わたしは入谷の存続を真剣に考えてます!うぅぅぅぅ。。。大切な海があるっていうのに。

 あ、あと「。歌津は少数派」だ、「入谷は山しかない」とか独断的に言う、そこの、あなた。土地の歴史や民俗を、知っちょうだい!プンプン!


 みんな素晴らしい発想でまちの将来を語っていたのに、なんだかすっかり元気なくしちゃって。「安心、安全」っていう言葉が原発事故以後はうさん臭くて、そういう言葉を、口移しで使うんだなー、センスないなーとか、いつも思う。

 減災の防潮堤に「安心安全」ていう説明つけるのって、どうよ。防災できませんっていうのが前提なのに、おためごかしだと思う。おんなじ言葉をぐるぐるぐるぐる。

 うーん、愚痴った。

 おやすみなさい!  


Posted by ake. at 23:15南三陸

2013年03月02日

入谷産大粒納豆 追加販売だそうです ♪

 レコメンドがあまりにも多く、今日販売の100パックでは食べられないひとがたくさんいたため、3月末の復興市で1000パック販売予定になったとのことです。

 お豆腐、お味噌をつくるためのストック大豆を、ちょっと削るとのことです。

 入谷童子下のビーンズクラブが丹精込めてつくりました!おいしいよ~

 豆が、ほんとに違うんだよ!



 ちなみに、ひとつひゃくえんです!
  


Posted by ake. at 22:48南三陸

2013年03月02日

入谷産納豆 完売御礼

 本日昼をもちまして、大粒納豆(ミヤギシロメ)、青ばた納豆(アオバタマメ)100パック完売いたしました。

 みなさま、ありがとうございました。

 また来年もよろしくお願いいたします。


  


Posted by ake. at 13:47南三陸

2013年03月02日

入谷産納豆の宣伝。

 本日2日、明日3日の2日間。入谷ビーンズクラブ特製のすごい納豆が100パック限定販売です。
 
入谷サン直売所 土日のみ営業 9時〜16時まで
お問い合わせ先
住所:南三陸町入谷桜沢93-1
電話:0226-46-3770

今年の大豆はもう終了ということで、最初で最後の納豆販売です。開けてびっくり、食べてびっくり、アオバタ豆の納豆もあります。豆は2種類あります。



 おいしいよぉ〜
  


Posted by ake. at 04:27南三陸

2013年02月23日

いきること。たべること。いきぬくこと。

『現代思想』3月号 特集 大震災700日

南三陸の漁師 千葉拓さん、飯舘村の農家菅野義樹さんにご執筆いただいています。菅野さんは北海道へ移住して農業を続けています。拓くんは、自作の歌をギターで弾き語りをする牡蠣養殖家で、素敵な文章です。海と大地に生きる彼らからの大事なメッセージです。




スワンベーカリー スワンサブレ

住まいの近くに障害者の方たちがやっているスワンベーカリーというcafeがあります。サブレがやさしい味でおいしかったです。銀座店には南三陸の薬草トウキを使った「女子パン」が販売されているんです。スワンカフェは全国展開されているのですが、東北地方にはまだ1件もないのですね。南三陸につくってもいいですね。スワンベーカリーはヤマト財団が、障害者の雇用、自立支援をを目的に展開しています。お近くにありましたら、ぜひ寄ってみてください。



  


Posted by ake. at 02:58南三陸

2013年02月21日

ひでおちゃんが頭まるめるって。

タイトルとブログの内容は関係ありません。

水曜?は朝から仙台までトラック野郎。


地域のおじいちゃんたちが薪小屋を建ててくれています。今日は上棟。インフルのきよみさんが、自宅からスカイプで、じいちゃんたちと薪小屋戦略会議。仕事魂がすごいので、つい写真を載せてしまった。。。


夜、伊里前。県の土木事務所と役場建設課の方々からの県道説明会。
図面が見えにくいけれども、防潮堤、国道、県道、JR、橋が猫の額みたいな海山のすきまの土地に立体交差のようにせめぎ合っている。これはほんとうに生活道路なのだろうか。毎日の暮らしが置き去りにされているような。。。


たっくんは言った。「住民の声を聞かないままに図面が引かれて、それを前提に議論をしても、合意形成は生まれない。ここは、俺たちの故郷。」 立派。


週明け。水戸辺に行って、わかめの箱詰め作業をしていた漁師さんに話を聞いた。
開口一番「あんな防潮堤が必要だという漁師なんか、ひとりもいないよ」

南三陸森里海特区
→山、川、海を縦割り行政で考えない、トータルプロデュース。



大師匠。防潮堤とか、潟に戻すという議論。





  


Posted by ake. at 23:46南三陸

2013年02月17日

三陸学ことはじめ。

 なんだかフラフラするなぁと思ったら、夜中にものすごい熱があがってびっくりしました。病院へいくとインフルエンザです、と...水滴動揺しました。熱は2日ほどでおさまり、丸3日眠って、今日も夕方まで寝ていました。腰も痛かったので、ああー、ぎっくりがまだ治んないのかぁと思っていたのです。まさか、インフルだったとは。
 それで、今日は病み上がりなんだけれども、ウィーン大学のヨハさんたちに会いに行くことにしました。それで、久しぶりに自分の分野の話で意見交換ができて、心から救われた一日でした。



 はい。

 そんなことで、今日は、石巻2.0です。

 知らない?!うっそ!

 被災地に足を運ぶ方なら、一度くらいは聞いたことがあると思います。若者たちの活躍で、もっとも知られている動きと思います。すごく面白いので、ぜひお越しを。


石巻2.0 http://ishinomaki2.com/
IRORI石巻 http://ishinomaki2.com/category/project2/irori/


いろりは、ネット無料、会議や打ち合わせ、オフィスやカフェのかわりにも利用できます。







1日飲み放題珈琲 300円。


ヨハさん、イベント準備中。


2.0もペレットストーブを使っていました。赤いドアの向こう側には、工房があり、木の椅子や巣箱みたいなのもつくってます。


ヨハさんの安波山の由来のお話。



ひとつお土産に購入してきたコースター。石巻はスキューバダイビングなどをするときに、ウエットスーツの生産で知られてもいるのですが、その切れ端を利用したコースターです。かわいいでしょ。


 ヨハさんは、ウィーン大学で教べんととられていて、ご専門三陸沿岸漁業の歴史、民俗調査です。日独ハーフ。タイアップして三陸学をはじめることにしました。三陸(といっても、どこを三陸と呼ぶのか、範囲などもあいまいなのですが)の海、山の暮らしの掘り起しなど楽しいことをはじめます。「三陸学」という名前にするかも、まだ決めていませんが、仲間もたくさん集まっているので、面白いことができる予感です。わくわく!

 スザンネちゃんからは、ボランティアワークについてのフィールド報告がありました。これまた面白くて、ボランティアという生き方が若者にどういうふうに需要されているのかという話。ニートやひきこもりもいるし、旅行とおなじ頻度で、バイトとボランティアを併用して暮らす若者とかもいるようです。たしかに、非正規雇用とかで、人材の代替要員としかみなされない時代になると、「働く」ことに何を求めるのかは、悩まざるをえません。家族を守るとか、言える時代はまだよかったかもしれない。世知辛い時代の中で、ひとの「生」のあるべき姿を模索する、というか。ボランティアの中にもいろんな社会世相が見えます。
どんな生き方がいいのか、なんて、誰も言えないもんね。

ake.は東北とコメのお話をしました。ちゃんと掘り下げて、掘り下げてかたちにします。

はじめさんからは、三陸沿岸の根菜文化をてはじめに、伝統文化の継承の大切さについて伺いました。インドがご専門なのですが、広くアジアもどこかでつながっているのですよね。

 有意義な石巻2.0でした。
 山から木を伐ってきて、木の家を建てて、コミュニティスペースをつくりたいなと、思った。もちろん、「いりやど」もあるけれども、出入りが自由な場所が必要だなぁ。スザンネちゃんの話を聞いていてそう思いました。被災地に通うひとたちって、魅力的なひとが多いですね。そういう知恵が集まる場所が必要です。
 というか、もうはじまっている、といえばはじまっている。

 山から木を伐ってきて、自力で製材して、家つくるプロジェクトもあちこちではじまっています。この際ですしね、各人、木を伐る技術、家を建てる技術などある程度は自分でDIYできるようになって、住む場所くらいつくれますよ。そんなに難しいことではないです。やる気になれば、ね。




     
 おやすみさい。  続きを読む


Posted by ake. at 00:46南三陸

2013年02月11日

2月の南三陸。

寒い日が続いています。



八戸の豊島さんより図録をいただきました。
「飢餓村字飢餓之木」。吉増剛造さんの文字です。9月の八戸美術館の特別展、とても楽しみです。

ご案内

八戸美術館特別展 三陸復興国立公園指定記念 (種差~蕪島~階上)
『道~そして、希望の明日へ~』
8月31日(土)~9月23日(月・祝

9月1日(日) 15時~ 場所:八戸美術館
コメのトポス:飢餓の世紀/種差の21世紀
豊島重之さん×北島敬三さん×倉石信乃さん×山内明美



土曜日。
志津川中学校仮設集会所でのお茶会ワークショップ。
工藤真弓さんより椿をテーマにしたまちづくりのお話、神戸のバレンタインチームさんがお菓子とお茶のおもてなし。


参加者は30名弱ということで、仮設集会所もかなり埋まりました。いま進められている、まちづくり協議会のことや、道路、防潮堤や盛り土のことも、今日はじめて聞いたというおじいちゃん、おばあちゃんがほとんどでした。まだまだ情報共有が足りていません。


連休に都内の高校生が2泊3日のボランティアワークです。
朝8時30分スタートで、まずは、ひろゆきさんが被災状況などのお話をしてくださいました。みんなほんとうに真剣に聞いています。

じつはダンス部のみなさんでした!ボランティアをしたいということだったのですが、「得意なことをやってもらえたら」という地域からの要望で、今回はダンス部の生徒さんがいらっしゃるということで「では、ダンスをお願いします」ということになったようです。それにしても、すばらしすぎるダンスでしたよ。なにしろ、全国大会連覇の高校生なんです。




夕方のワークショップ。いろんな提案がでました。




先月24日に戸倉中学校の総合学習の時間にお邪魔して1時間ほど話をしてきたのでした。
「南三陸から未来を描く」いうテーマにしました。先生方も被災されている当事者ですが、ほんとうに一生懸命です。自分が話に行ったのでしたが、南三陸の未来を、戸倉中学校の生徒さんに教わってきた気持ちでした。色紙をいただきました。感想文もびっしり、でした。過酷すぎる経験だったのです。それでも、なんとか言葉にして、こうして感想がでてくる。それだけでも、大変な作業です。受験勉強もしながら。わたしは、ほんとうに、いま言葉からかい離状態で、自分が情けなくなります。中学生とは思えないほど、成長しているのです。
 いやぁ、一橋の学生のレポートに匹敵しますよ。大学生もがんばってください!!




大切にします。どうもありがとうございました。

  


Posted by ake. at 00:39南三陸