2015年09月04日

夢のリアスバイシャス。

 9月1日防災の日。父の誕生日であったので、鰹の本枯節と鰹節専用カンナ?をプレゼントした。料理人なんである。家では、カレーライスとお寿司は、父以外は作らない。ま、いいや。

 1日は夕方に南三陸入り。
 まだ下見段階なので、こっそりしか書けないけれども、役場、某大手酒造メーカーの方々らと土壌調査へ出かけたんである。休耕地利用についての打開策のひとつ。リアスバイシャスはどんなもんだろうてなことで。とりあえず、土壌と気候について調査せねばならぬので、ボルドー大学で醸造と栽培技術を学んだプロフェッショナルの方が来てくださったということもあり、すごく勉強になった。



 ワイン文化の優れいているところは、その土地の風土から生まれたワインをいただくという土地への倫理観がしっかりしていることだと思う。だから強烈な土地改良や土地独自の気候を防いでしまうようなハウス栽培をすることもない。風土と品種の相性で決まる。




 戸倉から入谷まであちこち歩いて、震災後の圃場整備によって入れられた土が「ちょっとマズいな」いや「かなりマズいぞ」ということも共有できたけれども、その言及はいつかしよう。このままだと、何年も田畑での耕作が安定しないということになるかもしれない。あの、石ころだらけの赤土なんだけれども...。

 大学を卒業する頃、わたしにはひとつだけやりたい仕事があって、就職もひとつだけ決まっていた。それは、長野の個人経営のちいさなワイナリーで、そこでぶどう作りと醸造をやりたいと本気で思っていた。ところが、もはや卒業という頃になって、雇い先から醸造手ではなく「経営」をやってほしいと言われたんである。経理の仕事にまったく興味がもてなかった(というかできない...泣)自分は、1週間悩んで、博物館へ方向転換をはかった。その1年後に研究者へ舵を切るということになるのだけれども、自分がこの世で一番なりたくなかった学校の教員になってしまった。人生ってあべこべだ。ボルドー大学で醸造を勉強するっていう方法もあったんだなぁと今にして思う。

 そんなことで、5年後くらいにリアスバイシャスは実現しているだろうか。
 あがった品種はいまのところ、カベルネブラン、リアスバイシャス、ピノグリ、甲州。

 言霊とは不思議なもので、言葉にだして言っていると、叶うことがある。

 



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